ゲーム

【Jalopy】叔父とトルコへドライブ -Part 1-

東ドイツの賜物でドライブ

先日紹介したFANATCIALで販売中のREAPER BUNDLEにも含まれているオンボロ車でドライブをするアドベンチャーゲーム『Jalopy』。2018年3月に正式リリースとなりました。バグだらけの早期アクセスから遊んでいたゲームでしたが、紹介したこともあったので久しぶりに一から始めてみることにしました。走れば壊れる車で叔父と共にドライブです。

舞台背景や愛車ライカ601について

時は1990年6月、舞台は東ドイツのベルリン。ドライブ中の叔父との会話でも語られるように前年の1989年にベルリンを東西に隔てていた壁は崩壊、ひたひたと民主化やドイツ再統一の波が押し寄せています。事実、この4ヶ月後には東ドイツは消滅することになります。

叔父とのドライブの相棒となる車はライカ601デラックス。叔父が語る東ドイツの工学技術の賜物のスペックは以下の通り。

  • 0-60km/hは22.5秒
  • 最高速度は100km/h
  • 燃費は9km/Lで経済的

ライカ601のモデルとなったのは、VEBザクセンリンク社のトラバント601と呼ばれる車です。50年代後半から販売された車で発売当初は車体設計が新しいとは言えないものの、西側の車と引けを取らないスペックでした。その後、西側の車は環境対策や他メーカーとの競争により進歩していきましたが、競争相手もいなければ環境対策…何それ?と40年も製造され続けたことで、90年にドイツが統一した際には時代遅れの車で社会主義国の象徴として扱われることになりました。

兎にも角にもまずガラクタから車に

ドライブに行くぞ!と人を叩き起こし、準備は出来てると言う叔父。その割に助手席側のドアは無いタイヤも付いていない。おまけにエンジンルームはすっからかん。どこをどう見ればというぐらいに準備が出来ていない状態。東ドイツの技術の賜物とはいえ、この状態で易々とドライブに行くぞと言えたもんだと思いつつも、まずは助手席のドアを探すことに。

叔父が言うように背後にあったゴミ山となったライカ601が積み重なった上にライトに照らされるように置いてある1台のライカ601。丁度よく助手席のドアが付いているのでこれを頂くことに。赤いドアだけど見た目は気にしない。

部品取りした助手席のドアを取り付けると、カラーリングが違うからなのか小言を言われる。それでも走ってる最中に叔父が飛び出すことはなくなったから良かったね。でもタイヤはまだ付いてないし、エンジンルームは未だすっからかん。まだ東ドイツの賜物単なるガラクタ

このラッチはこの先、何度も何度も引くことになる
すっからかんのエンジンルーム

ハンドル下に付いている黒いラッチを引くと、ボンネットのロックが外れて開けられるようになる。開けるとそこには…何も入っていないエンジンルーム。「ほら、エンジンが必要だ」という叔父。よくもまぁこの状態で人を叩き起こして、ドライブに行くぞと言えたものです。

エンジンや燃料タンク等の補機類を取り付けた姿です。これはモデルとなったトラバント601とほぼ同じです。エンジンルームに燃料タンクが同居するという今では考えられないレイアウトです。発売された当初では一般的だったとはいえ、ゲームの中では1990年。モデルとなったトラバント601を日本に個人輸入を試みた事例もあったようですが、このレイアウトだと車検が通らず断念した模様です。また同居することで給油する度にボンネットを開ける必要があるという使う側の事が一切考えられてないところが東ドイツの賜物です。

結局、叔父はあれこれ言うけど何もしない
ボルト1本でタイヤが取り付けられる東ドイツの賜物

エンジン周りは出来上がったので残るはタイヤの取り付け。ジャッキで車体を持ち上げ前後のタイヤを取り付ける作業2回。もちろん叔父は手伝わない。

これが東ドイツの技術の賜物の姿です。車内に置いてあるマニュアルには「地球横断さえ可能に〜」とあるように何処まででも走られる素敵な車のようですが、実際の所はドイツ国内の横断でさえ怪しい車です。次ページを読もうとすると叔父には後にしておけと言われる始末。まぁ何というか叔父じゃなかったら、助手席のドアごと蹴っ飛ばしたい程の人間ですね。

ようやく走られるようになった“東ドイツの賜物”に乗ってドライブに出ます。今日の目的地はチェコとの国境近くの街「ドレスデン」です。ドライブ以前の準備だけで長くなったのでここらへんで。次はベルリン-ドレスデンの様子を綴りたいと思います。

ABOUT ME
TOSAMAKI
初めて遊んだPCゲームが「GTA London」という30代半ばのおっさんです。一人暮らしの頃の休日は、ゲームを始めちゃうとご飯も食べずに遊んじゃう駄目人間でした。今でもさほど変わらない状況なのに、嫁さんに怒られることなく今に至っております。
こちらの記事もおススメ