Xbox360で既に実績をコンプリートするまで遊び倒したこのゲーム。以前に安売りしていた時に購入していましたが、改めて遊んでみることにしました。
改めて遊ぶ理由…
新しいPCを買ったのが大きいです。
でもそれだけではなく、新しいPCに変えた事でスペック以外に大きく変わった点があります。
旧メインのPCでは、ATi系のGPUを使用していました。新しいPCではNVDIA系のGeForceを搭載しており、ATi径のグラフィックスカードでは使用出来ない、PhysXと呼ばれる物理演算表現が使用が出来るようになりました。というわけで、どんな表現かという比較を載せてみました。
BATMAN ARKHAM CITYのベンチマークでのワンシーンです。上部の溶鉱炉と思われる箇所から火花が飛び出ています。無効時でも少し出ていますが、有効時の時の比ではありません。これがPhysXによる物理演算表現の結果です。火花の表現は描かれる度に計算しているので、厳密にいえば同じように見えて、実は違うということになります。
別のシーンでは、顕著に違いが出てきます。PhysXを有効時には真ん中にある部屋と廊下との間に、カーテンのようなものがあります。一方の無効時には、そのオブジェクトすらが存在していません。このカーテンは風に煽られたり、人が通ると、それに応じて変形しています。
煙の表現もPhysXによるものです。このゲームの舞台のアーカムシティ全体が寒い為、至る所から煙が立っています。また、立っている煙自体も、ただ立つだけではなく、その煙を突っ切る物体によって発生した風で、煙の動きが変化しています。自然な表現で違和感がないので、プレイしていると当たり前のように感じられ、逆に気付きづらいです。ベンチマークで二種類を比較して気付いたぐらいです。
このシーンは、ボスキャラの一人、ペンギンが使用する武器による表現です。無効時には、一見もの凄い勢いの水鉄砲の様に見えますが、実はMr.フリーズから奪った物なので、氷の銃です。なので、放たれているものは、水では無く氷です。また、氷だけでは無く、カーテンの動きにも注目です。放たれた氷がぶつかり、カーテンが揺れています。無効時でも十二分に綺麗ですが、それに物理演算による表現が加わるとより、リアルな感じがします。
とざっくり、4つほどベンチマークで確認が出来た表現ですが、まだまださりげないところにPhysXの恩恵があるかもしれません。
また紹介できればいいかなと思いますが、今はゲームを楽しみたいと思います。
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